雨パの話

ニョロトノとぺリッパーを比較すると、安定と防御寄りなトノと、補完と攻めに優れるペリという感じ。トノの方がステータスで勝るし、アンコ、黒い霧、滅びのように技も不足ない。だが、ペリの飛行複合、暴風、追い風の価値は高く、汎用性もこちらに軍配が上がる。

ペリを使うなら、ルンパの猫+追い風や、ゲロゲの地震+暴風の連携が可能。フリドラに滅法弱い点に目を瞑れば、弱点が分散して、等倍範囲の広い水の美点だけを共有出来る。但し、珠ゲロゲのA＜メガラグのAであり、メガラグが存在するかしないかの差は大きい。

トノの雨は水で固めず、上手に補完要員を混ぜる。トノが後発に置かれる事も多い。仲間には、水の弱点を突く電気・草、水を半減する水・草・龍を意識し、地、草、鋼、飛、電、龍、炎、毒辺りが候補。S操作も非水スタッフの担当。

水の苦手範囲の狭さを生かして強みを押し付ける事を重視するか、苦手を取り払う事を重視するか。

天候始動を手動のみに頼るケースは少ないが、化身トルネロスは雨乞いが採用されやすい。水と雨降らしを持たない代わりに、ステータスが高いペリみたいなものだろうか。使用者の行動速度が大事な天候技を悪戯心から放て、暴風、追い風、挑発と欲しい要素が纏まっているから適性は高い。